保育士の業務と転職に必要な条件とは?

子どもに囲まれて働く保育士の仕事、これまでは女性ばかりが目立った職場でしたが、最近では男性の進出もめっきり増えてきました。では保育士の仕事とは具体的にはどのようなものでしょうか。保育士としての職場は、主に保育所や保育園です。ここに通う子どもたちを預かり、必要な手助けをしながら集団生活の基礎を徐々に教えていくことがその主な仕事です。子ども達の身の回りの世話だけでなく、必要であれば保護者に対して適切な助言や行うことも期待されています。

 

子どもたちに囲まれて行う仕事ですので、子どもの好きな方にとっては理想的な職場といえますが、しかし職場環境や勤務条件は必ずしも良好といえます場合も多々あります。ただ職種としての需要は非常に高く、保育所の数も年々増加しつつあり、これからもその重要性はさらに高まると思われます。

 

小さな子供相手の仕事だけに、仕事中は気が抜けません。決して楽な仕事ではないにも関わらず、標準的な月収は約19万円程度から23万円程度までと、他の職種に比べると勤務条件は決してよいといえません。保育という専門的な知識と技能が要される職業ながら、収入の面においてそれが反映されていないことが指摘されています。ただ子どもたちやその保護者に対する影響力は絶大ですので、仕事自体にやりがいを感じる方がほとんどです。

 

保育士としての資格とは

保育士として働くために必要なのは保育士資格、これは国家資格です。資格試験を受験するための条件は高卒以上であること、試験内容としては筆記試験と実技試験に分かれていて、それぞれ別に時期に行われます。

 

さらに詳しく見ていくと、筆記試験の科目は全部で9科目と多めです。保育士としての業務では、児童の保育や福祉的な知識をいかに備えているかが問われます。科目には社会福祉、児童家庭福祉、保育心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育原理、教育原理などが含まれます。試験方法はマークシート方式で行われます。

 

筆記試験に合格したら、次は実技試験です。実技試験は三つのカテゴリーがあり、この中から自分の得意なものを二つ選ぶことになります。三つのカテゴリーは音楽・造形・言語表現の中から選びます。幼稚園教諭の資格をすでにお持ちの方に関しては、実技試験はすべて免除となっています。また筆記試験のうち保育の心理学及び教育原理も省略できます。

 

以上が保育士試験の概要となっています。無事に保育士資格を得てはじめて保育士としての職場に勤務することになります。