保育士の面接で気をつけるべき事

保育士の仕事に就こうと思ったときに、最初の関門となるのが面接です。あらかじめ書類の提出が求められるケースもありますが、それでも面接が採用のためには重要な鍵となることは間違いありません。かわいい子ども相手ならのびのびと接することができても、いざ面接官が相手となると緊張してしまうという人もよく見かけます。

 

真剣に面接に臨むことはもちろん大切ですが、下手なことを言ってはならないなどと緊張するあまり、カチカチになってしまう人もいるようです。あまりにぎこちない受け答えになってしまうと、保育士に対するあなたの適性そのものが疑われてしまいますので、心をきちんと落ち着けてから面接に向かいましょう。

 

どんな業種でもそうですが、なぜその職場を選んだのかという理由を的確に述べることは大事です。そのときには、自分の仕事に対する意欲がよく現れる答え方を工夫しましょう。あまりに正直になってしまって、とにかく家から近いから、などと答えてしまうとあなたの意欲は疑わしいものに見えてしまいます。子どもと分け隔てなく接してのびのびとすごさせることが私にはできるので応募した、のように、相手のメリットにもなる答えを用意しておくことがいいでしょう。

 

なお、面接のときには職場の雰囲気にも注意しておきたいところです。なんとなくなじめないと思えるような印象を与えられたのなら、一度はじめからその職場への就職を考え直したほうがいいかもしれません。

 

面接でプラスイメージを与える方法

保育士を目指して面接を受けるのなら、そこでできるだけ良い印象を相手に与えたいところです。そのためには面接試験の形式や狙いについて十分知っておくことが必要となります。

 

保育士の採用に関わる面接の場合、通常は受験者一人一人とそれぞれ面接する個別面接の形式が普通です。相手は一人の場合もあれば、複数人の場合もあります。どちらにせよ、自分の長所がうまく伝わるように心がけましょう。もし集団面接や討論の形式であっても、基本は同じです。ただ、職場で適切に振る舞えるような、協調性の高さを合わせてアピールすることができればより好印象を持ってもらえます。

 

面接の質問としてよく尋ねられることに関しては、答えたい内容についてあらかじめおおよその見当をつけておきましょう。学生時代のことで印象に残っていることや、自分がこれまでに打ち込んできたことなどについては、丸暗記したものを棒読みするのではなく、自分なりの感情や感動をうまくこめて話すことも大事です。

 

また、どうしても答えが見つからないような質問や、いわゆる圧迫面接といわれるものが行われる場合もあります。このようなときにはあわてずに、自分がその場でどれだけ誠意をもって相手と接しているのかを伝えるようにしてください。そのような場合はたいてい、質問の答えそのものを求めているのではなくて、その状況に対するあなた自身の的確な態度や度量が求められているのです。

 

そもそもあえて面接形式の試験を行う理由の一つは、目の前の相手と共に過ごす時間を尊重できるかどうかを見極めることにあります。志望理由についての質問一つをとってみても、自分の都合のことしか思い浮かばないようでは失格です。目の前の面接官の時間を尊重するという感覚を持つことが大事です。これは保育士の仕事の現場にも通ずる重要なポイントです。

 

これと同じような趣旨の試験形式として、プレゼンテーションが行われる場合もあります。テーマの中でも比較的よく取り上げられるのは、たとえば保育所の環境をよくするために必要なこと、などのテーマです。このような場合も、聞かれたから答える、などの消極的な発想ではなく、「私も一緒に雰囲気の良い職場を作ります!そのためにはこれを提案したいと思います!」というくらいの積極性が相手に伝わるようにするといいでしょう。

 

面接での服装や態度について

学生時代にアルバイトの面接に行ったことのある人なら心当たりがあるかもしれませんが、面接に何を着て行き、どのように振る舞えば良いかというのはそれぞれの職場によって違ってきます。場合によってはラフな服装で、軽く打ち合わせをするような面接もあります。しかし保育士としての面接に臨む場合は、やはりその仕事に自分が適していることをアピールできる服装や、態度が求められます。スーツを着用するようなフォーマルな場であるのかどうかは、保育士の仕事についていえばいろいろなケースがあると思います。服装に迷ったときには、できれば職場を下見してみてその雰囲気で決めるというのもいいでしょう。いずれにしても、あまりささいなことにこだわり過ぎずに、自分はこの職場できちんと役目を果たせる人間だということを相手に伝えることを常に頭に置いて振る舞うことが大切です。