保育士が円満に退職するためのポイント

ご自身の都合で保育園を退職することもあると思いますが、そのような場合、突然退職を伝えたのでは周囲に迷惑がかかります。必ず事前に相談し、円満に退職するように心がけましょう。病気その他のやむを得ない事情がある場合はともかく、個人的な理由による退職の場合は、通常、職場に穴を開けないよう、後任の保育士のめどが付いてからの退職になりますので、時間の余裕を持つことが必要です。

 

退職に関連して問題を起こしてしまうと、転職に支障が出ることもあります。ご自分のためにも、周囲と摩擦を起こさずスムースに退職することが必要なのです。

 

また、保育士は子供相手の仕事です。今まで担当してきた子供達は、慣れ親しんだ先生が急にいなくなれば不安を感じます。小さな子供達の繊細な心にも配慮し、無用なショックを与えないように対応を考えましょう。

 

保育園という職場は、外から見ていると楽しそうですが、中に入れば、ほぼ全員が女性という環境で体力的にもきつい仕事です。精神的に追い詰められていると感じたり、仕事が辛くなったときは、早めに周囲に相談することをお勧めします。

 

退職へ向けてのスケジュール

スムースに退職するためには、退職を伝えてから実際の退職まで概ね2カ月間程度の期間を取りましょう。現在勤務している保育園の業務に支障を来さないよう、手順を踏んで進めていく必要があります。では、実際に退職する場合、どのような流れで退職へ向けて準備したらよいのか、説明しましょう。

 

退職を伝える前

退職してしまうと収入も途切れますし、いろいろな問題点が生じます。できれば、退職する前に、次の職場を決めておくのが理想です。

 

退職する2カ月前

職場に退職を伝えるのは、実際の退職日の2か月前を目処としましょう。退職する時期は、保育園が忙しい時期は避け、できるだけ迷惑がかからないよう配慮しましょう。退職を伝えると同時に、上司と打ち合わせの上、保育園側の都合も考慮して退職日を決定してください。

 

退職する1カ月前

きちんと事前に上司の説明し、内諾を得たうえで、退職届を書いて提出します。突然、退職届を叩きつけるような形にならないよう注意しましょう。自分の後任で着任する保育士への引き継ぎ事項は、一覧表を作って書き出し、また、資料を分かりやすくまとめておくとよいでしょう。

 

退職する2週間前

そろそろ、保育園の関係者へのご挨拶を始めましょう。ただし、園の方針で、事前に挨拶を控える場合もありますので、上司に確認しながら進めることが重要です。場合により挨拶状を準備します。

 

退職当日

当日までに私物を整理し、引継ぎ資料を完成させます。退職当日は、お世話になった職場の上司、同僚に感謝の気持ちを伝えましょう。